DFF中心の女性向け・腐注意ブログ
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暇なバイト中に思い付き
ところどころで見かけるスコールは夜更かしメッ!なウォルさん萌え なので自分でも書いてしまった
とても短いけど…一応社会人と高校生な感じ
ところどころで見かけるスコールは夜更かしメッ!なウォルさん萌え なので自分でも書いてしまった
とても短いけど…一応社会人と高校生な感じ
こつこつ、と鳴る靴音に目を開ける。
鍵の回る音がして、几帳面な足音が近付くのに、すぐ瞼を閉じた。
やがて、部屋のドアが開いた。
「ただいま」
寝たふりをする額に口付けが降りてきて、もう一度目を開ければ、まどろみに霞む視界に入ってきたのは柔らかな彼の微笑み。
「おかえり…」
それだけ告げて、今度は眠るために瞼を閉じれば、次に口付けが落ちるのは唇で。
―――零時を過ぎる前に眠ること、そんな生真面目な約束を決めたのは彼であって、“おかえり”を言いたいというわがままを許してくれたのも、彼だった。
彼がいないだけで落ちついて眠ることすら出来ない、確かめて初めて眠れるのだと、そんな理由までは口にしないが。寝たふりをする自分に彼は気付いていて、もしかしたらこの理由まで気付かれているかもしれない。
「…おやすみなさい」
零時を過ぎた時を、起きて過ごそうとは思わない。まったく未練がないといえば流石に嘘になるが、彼はちゃんとここに帰ってきてくれる、それだけで自分は安心して瞼を閉じることが出来るのは、確かだから。
わがままを満たせば、後は髪を撫でてくれる感覚の中で眠りに落ちるだけ。
「ああ、おやすみ」
また明日、寝たふりをする自分を起こして“おはよう”と言って。
そうしたら、また満たされるから。
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おかえりを言いたいからこっそり約束破るスコール
気付いてても嬉しいから許しちゃうウォル
現パロでもばかっぷるです
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