DFF中心の女性向け・腐注意ブログ
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絵とかSSSなど(SSSは追記)/質より量的クオリティ/たまにR15や下ネタが発生
【更新履歴:12/27 ウォルスコSSSに一本】
※↓→ほどあたらしい 絵と会話文はオンマウスで説明(赤字は注意/□は漫画)
※『ナンバー+'』は混沌側 『n+ナンバー』はDdFF新キャラ
モバイル用link:絵/SSS/SSS(2010)
企画ものetc:1万&5万&8万HIT
*絵
いろいろ:all 1+8 1+8+α 1+8+n8 1+8+n8 ウォル 1+8 ←の続き ウォル 5+8 1+8 1+8 1+8 1589 2+8 ウォル スコール スコール ウォル ウォル スコール ウォル ウォル ウォル 別カラーウォル+いつもの
1*8:■ ■ ■ ■ ■ ■→□ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ □ □ □ ■ ■ ■ □ ■
他CP:78 81(8) 2→(18)←5
2011らくがき前半/後半(PC推奨) 2010絵・SSSログ ドットまとめ
R18(18歳未満の方の閲覧禁止/passはメインCPを半角数字で)
【更新履歴:12/27 ウォルスコSSSに一本】
※↓→ほどあたらしい 絵と会話文はオンマウスで説明(赤字は注意/□は漫画)
※『ナンバー+'』は混沌側 『n+ナンバー』はDdFF新キャラ
モバイル用link:絵/SSS/SSS(2010)
企画ものetc:1万&5万&8万HIT
*絵
いろいろ:all 1+8 1+8+α 1+8+n8 1+8+n8 ウォル 1+8 ←の続き ウォル 5+8 1+8 1+8 1+8 1589 2+8 ウォル スコール スコール ウォル ウォル スコール ウォル ウォル ウォル 別カラーウォル+いつもの
1*8:■ ■ ■ ■ ■ ■→□ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ □ □ □ ■ ■ ■ □ ■
他CP:78 81(8) 2→(18)←5
2011らくがき前半/後半(PC推奨) 2010絵・SSSログ ドットまとめ
R18(18歳未満の方の閲覧禁止/passはメインCPを半角数字で)
ページ内link:1*8(短め/ちょい長め/長い/シリーズ)/会話文
*小ネタ 2 3
*SSS
※表記が無い限り別CPの同居はしない(例外で3→6だけは常に前提)
※CPが変わればキャラも別人
※特に表記がなければDFF設定
キャラ設定等
ウォルスコ
・短め(3000字未満)
あなたが言うから 現パロ/スコールの受験前夜
加減ってなんですか 1*8前提のスコール総受け
トケルココロ VD関係なくなったばかっぷる
cats and cats 2 3 猫耳と尻尾が生えました
すべてを、 告白話8視点
すべてが、 告白話1視点
Drink Drunk スコールに面倒見られる勇者
ドゥ・アズ・ユー・ライク いちゃついてるだけのまさにやおい
more than sweets 無料配布の一部だったもの
いつでも無意識なのです 現パロ/アバターを作る
“なんとなく”の距離 勘で分かってしまう程度の距離
眠り姫のお約束 狸寝入りしてみるスコール
曖昧リミット 1*8前提の8総受け膝枕争奪戦(?)
雨ノ色 梅雨時ばかっぷる
雨ノ音 梅雨時その2
じめ、じめ 現パロ/梅雨時の湿気
星が奔る夜 流星群
Just Something, but ちょっと意地悪勇者
Bless 神父→天使パロ
つられる いつものばかっぷる
イルにも似た 短い勇者の独白 少しネガティブ
Internal organs 内臓をテーマに小ネタ5個
ざれごと とある寒い日
移される熱 勇者がSっぽい
・ちょい長め(3000字以上)
要は甘いだけ 今度は勇者がおねむ
pray for out of season 現パロ/季節外れの雪遊び
スマイルインフェクション スコールの笑顔が見たい勇者/ほぼ1+9
愛し子へ DdFF/ラグナメイン
デイドリーム ウォルinKHパロ
いいというまで 現パロ/ライトさんをいじくるスコール
音のない音 指笛を鳴らすスコール
Not like your species 悪魔パロ
マインドリーディング 声が出ないスコール/8総愛され気味
・長い
白翼の夢 ※ 1 2 3 4 5… 有翼パロディ
・シリーズ?
-2→(1*8)というか1←2→8というか
『フリオの腕のアレ』 ちょっと218っぽい
誤解の下で 2+18ぽい218
Get the jump?(+518) 裁縫1*8の続き
-クロスオーバー
in GG 一応ここに +カイソル(予定)
他スコ受※()内はお相手
あの子のために!(125n8) DdFFアシストネタ/総受けというより総愛され
プレイヤー・プレイヤー(10) 10+8とも810とも10810とも
*会話文
(1*)8+59 1*8+59 1*8
幼スコ all*8? all*8 8'*8? all*8
DdFF 589 1→8←13 1*8
*小ネタ 2 3
*SSS
※表記が無い限り別CPの同居はしない(例外で3→6だけは常に前提)
※CPが変わればキャラも別人
※特に表記がなければDFF設定
キャラ設定等
ウォルスコ
・短め(3000字未満)
あなたが言うから 現パロ/スコールの受験前夜
加減ってなんですか 1*8前提のスコール総受け
トケルココロ VD関係なくなったばかっぷる
cats and cats 2 3 猫耳と尻尾が生えました
すべてを、 告白話8視点
すべてが、 告白話1視点
Drink Drunk スコールに面倒見られる勇者
ドゥ・アズ・ユー・ライク いちゃついてるだけのまさにやおい
more than sweets 無料配布の一部だったもの
いつでも無意識なのです 現パロ/アバターを作る
“なんとなく”の距離 勘で分かってしまう程度の距離
眠り姫のお約束 狸寝入りしてみるスコール
曖昧リミット 1*8前提の8総受け膝枕争奪戦(?)
雨ノ色 梅雨時ばかっぷる
雨ノ音 梅雨時その2
じめ、じめ 現パロ/梅雨時の湿気
星が奔る夜 流星群
Just Something, but ちょっと意地悪勇者
Bless 神父→天使パロ
つられる いつものばかっぷる
イルにも似た 短い勇者の独白 少しネガティブ
Internal organs 内臓をテーマに小ネタ5個
ざれごと とある寒い日
移される熱 勇者がSっぽい
・ちょい長め(3000字以上)
要は甘いだけ 今度は勇者がおねむ
pray for out of season 現パロ/季節外れの雪遊び
スマイルインフェクション スコールの笑顔が見たい勇者/ほぼ1+9
愛し子へ DdFF/ラグナメイン
デイドリーム ウォルinKHパロ
いいというまで 現パロ/ライトさんをいじくるスコール
音のない音 指笛を鳴らすスコール
Not like your species 悪魔パロ
マインドリーディング 声が出ないスコール/8総愛され気味
・長い
白翼の夢 ※ 1 2 3 4 5… 有翼パロディ
・シリーズ?
-2→(1*8)というか1←2→8というか
『フリオの腕のアレ』 ちょっと218っぽい
誤解の下で 2+18ぽい218
Get the jump?(+518) 裁縫1*8の続き
-クロスオーバー
in GG 一応ここに +カイソル(予定)
他スコ受※()内はお相手
あの子のために!(125n8) DdFFアシストネタ/総受けというより総愛され
プレイヤー・プレイヤー(10) 10+8とも810とも10810とも
*会話文
(1*)8+59 1*8+59 1*8
幼スコ all*8? all*8 8'*8? all*8
DdFF 589 1→8←13 1*8
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小説らしきものを作って見た
いつも楽しく拝見させていただいています!楽しまさせていただいているほんのお礼に、小説らしきものを作ってみました。
『油断禁物』
「だからねぇ、スコールは僕チン達の手の中なわけよ。あ、これ証拠の写真ね」
そう言って、ケフカは懐から一枚の写真を撮りだし、ほれほれとウォーリアに見せつけた。
成る程、確かに、Vサインしているケフカの後ろに、柱に縛られ、猿轡を口にはめられたスコールが、恨めしそうにこちらを睨んでいた。よく見ると、体のいたるところに傷がある。
途端、眉間に谷よりも深いしわを寄せるウォーリア。ケフカは、それを楽しんでいるようにも見える。
「助けたければ一人出来てね。瓦礫の塔で待ってるからさ。じゃぁね、ぶぁはっは~い」
ケフカの体は、黒い靄となり空に消えた。漆黒の空の中では、まるで闇に飲み込まれたかのようにも見えた。
「・・・」
ぎり、と唇を噛むと、おもむろにウォーリアは走り出した。がしゃがしゃと、彼の鎧の擦れ合う音が辺りにこだまする。己の吐く息が荒い。それは走っているせいなのか、それとも怒りのせいなのか、本人にもよく分からなかった。
「む~!む~!」
「ああ、うるさい!暗闇の雲、このうるさい獅子を黙らせなさい!」
「承知」
柱に縛られながらも、尚、もがいているスコールを、暗闇の雲の零式波動砲が襲う。目もくらむ閃光と、スコールの悲痛の叫び。瓦礫の塔に集った七人の混沌の戦士達は、心地良さそうにそれを見ていた。
「ファファファ・・・どうした、気絶するにはまだ早いぞ?これから、ウォーリアが死ぬ所を見れるのだからな」
ぐったりとしたスコールに、暗黒魔導師エクスデスが言った。しかし、何の反応もない。
「ふん、虫けらが。聞く気力も、答える気力もないか」
そう言ってあざ笑ったのは、かくも邪悪なる支配者、皇帝である。ケフカは、それを嬉しそうに眺めていた。
「どっかの国のことわざでありましたねぇ、えびで鯛を釣る、でしたっけ?ウォーリアが死ねば、コスモスサイドの戦士達は確実に混乱に陥る。楽しみだなぁ」
ころころとケフカが笑った。その瞳には、狂気と憎悪が渦巻いている。
クジャは口の端を上げ、セフィロスは次に起こる戦いを思い描き、二、三回ほど正宗を振った。
「悪いが、私は死なない」
ふと、ケフカの後ろで、声がした。振り向かずとも誰だかわかる。
「ようこそ、ウォーリア・オブ・ライト。そしてさらばだ!」
エクスデスがそう言い、皇帝、クジャ、セフィロス、アルティミシアと共に斬りかかる。が、
「ウゴゴゴゴゴ・・・!」
「ウボァー」
「くそぉぉぉぉぉぉ!」
「闇に落ちるか・・・」
「うぬぁぁ」
物の数分と経たぬうちに、五人は床に倒れた。それをみて、ケフカはぱちぱちと手を叩く。きゃっきゃっと子供のように喜んでいた。
「しゅごいしゅご~い!さっすがウォーリア。しかし、これはどうかな?おい、化石!」
ケフカがぱちりと指を鳴らすと、暗闇の雲は指先を、だらりと垂れたスコールの頭に向ける。
ケフカが乱暴にスコールの顔を上に向け、小ばかにしたようにスコールに語りかけた。
「見てごらん。君の大切な彼が来たよ。ほらほら」
だんだんとスコールの目の焦点が合ってきたかと思うと、彼は、ウォーリアの顔を見るなり、激しくもがき始めた。
「む~!むむむ、ふぐ~!」
何を言っているかは分からなかったが、言わんとしていることは、その目でわかった。
(頼む、逃げてくれ!こいつらの狙いはあんただ!)
「おやおや、威勢のいいことで。さてと、ウォーリア・オブ・ライト、彼の命が惜しくば、その装備も剣も、全てはずしなさ~い!」
「むむ!?むむむ!むむむむ!」
「お黙んなさい!」
必死に講義するスコールの顔を、ケフカは思い切り殴った。途端、真っ赤に腫れ上がるスコールの顔。くくっ、と笑うケフカだったが、次の瞬間地獄を見た。
「ケ、ケフカ・・・」
「何だよ化石。化石は引っ込んでくださ~い」
「あ、あれ・・・」
「はぁ?・・・・・・・うわぁ、シンジラレナーイ」
瞬時、ケフカの表情がこわばったかと思うと、彼の体は思い切り吹き飛んだ。ウォーリアがケフカの顔を殴ったのだ。スコールに気をとられていた隙に攻撃する、見事な戦法であった。
「こ、ころせぇ!ころせぇ!」
ケフカは、頭から壁に激突したが、そんなことはお構い無しに暗闇の雲に向かってわめていた。
「承知した。潜地式波動砲!」
暗闇の雲の体が、地面に吸い込まれるように消える。
「しまっ・・・!」
ウォーリアが慌ててスコールの方に向かうが、時既に遅し、暗闇の雲はすでに彼の目前にいた。
「むむ~!む~!」
必死に縄を解こうとするスコールだが、無駄な足掻きだった。
「味わえ!」
途端起こる爆発。もうもうとわき上がる煙。その煙が晴れると、すでにカオスサイドの戦士達の姿は無かった。全員逃げ出したのだ。しかし、気にしているのはそんな事ではない。
「スコール!」
先ほどの爆発で、縄は切れてしまったようで、スコールは地面に倒れていた。
急いで駆け寄って、瞳を覗こうとするが、その目は硬く閉じられており、もう一度開く気配などありそうに無い。
「・・・・・・・・・まだ眠っているのか、君は」
抱きかかえて言ってみたものの、虚しさが広がるだけだった。鼻先が熱くなり、徐々に視界が歪み始める。
「・・・・・・・私のお願いだ、早く起きてくれ・・・」
スコールの体をきつく抱きしめる。夜の交わりでさえ、そんな事はしなかったというのに。彼の横顔は、傷だらけで、ぼろ雑巾のようで、とても綺麗だとウォーリアは思った。
「・・・・・・すまない。君を守れなくて・・・」
ぽろり、一滴の涙がウォーリアの頬を伝う。そして、
ぽろぽろぽろぽろぽろ・・・
今までに無いくらいに沢山の涙が零れ落ちた。次第に、その一つ一つがスコールの顔をぬらし始める。
「ぐすっ・・・すまない、すまない、すまない・・・」
彼の声は、塔中に響いた。後悔の念が混じった吐息がこぼれたその時、彼の膝の上から声がした。
「珍しいな、あんたが泣くなんて」
驚いてそちらを見ると、弱弱しく微笑むスコールの顔がそこにあった。
「可愛いな、あんたの泣き顔」
「ス・・・コ・・・ル・・・うわぁぁぁぁん!」
「お、おい?」
ウォーリアは、ぎゅっと彼を抱きしめた。もう離さないように、離れないように。
エピローグ
「さてと、バッツ・クラウザーさん、例のものを」
「本当に、スコールとウォルの仲を結んでくれたんだよな」
「僕チンは嘘をつかないよ?このたんこぶを見なさい!」
「・・・分かった。これで俺もスコールを諦められる・・・」
「じゃぁ、約束の物を・・・」
「ああ、これが俺の持ってるポーションとエリクサーだ」
「むっふっふ。まいどあり~!」
暫らくした後・・・
「何故こんな依頼を引き受けたのだ、ケフカよ?」
「僕チンが彼を陥れるためにどれだけ苦労したか。え?何?」
「何故こんなことをしたんだと聞いたんだ」
「ふぅん、じゃ聞くよ。この闘いで、最も必要不可欠なものって何だ?」
「それは、回復薬・・・そうか!回復薬を奪って相手の回復手段を断つのが目的か!」
「そう、その通り。その為に彼を僕チンの巧みな話術でポーションを渡すように陥れたのさ。さて、このままバッツを帰していいものか?」
「・・・ファファファ!お主も悪よの。よかろう、わしがいってこよう」
数分後
「ホント、油断大敵ですよ、戦争はね・・・。お~っほっほっほっほ!・・・ジェクトさ~ん、今日のご飯何~?え?ピザ?ハンバーガーがいい~」
「だまれぇ!」
終
『油断禁物』
「だからねぇ、スコールは僕チン達の手の中なわけよ。あ、これ証拠の写真ね」
そう言って、ケフカは懐から一枚の写真を撮りだし、ほれほれとウォーリアに見せつけた。
成る程、確かに、Vサインしているケフカの後ろに、柱に縛られ、猿轡を口にはめられたスコールが、恨めしそうにこちらを睨んでいた。よく見ると、体のいたるところに傷がある。
途端、眉間に谷よりも深いしわを寄せるウォーリア。ケフカは、それを楽しんでいるようにも見える。
「助けたければ一人出来てね。瓦礫の塔で待ってるからさ。じゃぁね、ぶぁはっは~い」
ケフカの体は、黒い靄となり空に消えた。漆黒の空の中では、まるで闇に飲み込まれたかのようにも見えた。
「・・・」
ぎり、と唇を噛むと、おもむろにウォーリアは走り出した。がしゃがしゃと、彼の鎧の擦れ合う音が辺りにこだまする。己の吐く息が荒い。それは走っているせいなのか、それとも怒りのせいなのか、本人にもよく分からなかった。
「む~!む~!」
「ああ、うるさい!暗闇の雲、このうるさい獅子を黙らせなさい!」
「承知」
柱に縛られながらも、尚、もがいているスコールを、暗闇の雲の零式波動砲が襲う。目もくらむ閃光と、スコールの悲痛の叫び。瓦礫の塔に集った七人の混沌の戦士達は、心地良さそうにそれを見ていた。
「ファファファ・・・どうした、気絶するにはまだ早いぞ?これから、ウォーリアが死ぬ所を見れるのだからな」
ぐったりとしたスコールに、暗黒魔導師エクスデスが言った。しかし、何の反応もない。
「ふん、虫けらが。聞く気力も、答える気力もないか」
そう言ってあざ笑ったのは、かくも邪悪なる支配者、皇帝である。ケフカは、それを嬉しそうに眺めていた。
「どっかの国のことわざでありましたねぇ、えびで鯛を釣る、でしたっけ?ウォーリアが死ねば、コスモスサイドの戦士達は確実に混乱に陥る。楽しみだなぁ」
ころころとケフカが笑った。その瞳には、狂気と憎悪が渦巻いている。
クジャは口の端を上げ、セフィロスは次に起こる戦いを思い描き、二、三回ほど正宗を振った。
「悪いが、私は死なない」
ふと、ケフカの後ろで、声がした。振り向かずとも誰だかわかる。
「ようこそ、ウォーリア・オブ・ライト。そしてさらばだ!」
エクスデスがそう言い、皇帝、クジャ、セフィロス、アルティミシアと共に斬りかかる。が、
「ウゴゴゴゴゴ・・・!」
「ウボァー」
「くそぉぉぉぉぉぉ!」
「闇に落ちるか・・・」
「うぬぁぁ」
物の数分と経たぬうちに、五人は床に倒れた。それをみて、ケフカはぱちぱちと手を叩く。きゃっきゃっと子供のように喜んでいた。
「しゅごいしゅご~い!さっすがウォーリア。しかし、これはどうかな?おい、化石!」
ケフカがぱちりと指を鳴らすと、暗闇の雲は指先を、だらりと垂れたスコールの頭に向ける。
ケフカが乱暴にスコールの顔を上に向け、小ばかにしたようにスコールに語りかけた。
「見てごらん。君の大切な彼が来たよ。ほらほら」
だんだんとスコールの目の焦点が合ってきたかと思うと、彼は、ウォーリアの顔を見るなり、激しくもがき始めた。
「む~!むむむ、ふぐ~!」
何を言っているかは分からなかったが、言わんとしていることは、その目でわかった。
(頼む、逃げてくれ!こいつらの狙いはあんただ!)
「おやおや、威勢のいいことで。さてと、ウォーリア・オブ・ライト、彼の命が惜しくば、その装備も剣も、全てはずしなさ~い!」
「むむ!?むむむ!むむむむ!」
「お黙んなさい!」
必死に講義するスコールの顔を、ケフカは思い切り殴った。途端、真っ赤に腫れ上がるスコールの顔。くくっ、と笑うケフカだったが、次の瞬間地獄を見た。
「ケ、ケフカ・・・」
「何だよ化石。化石は引っ込んでくださ~い」
「あ、あれ・・・」
「はぁ?・・・・・・・うわぁ、シンジラレナーイ」
瞬時、ケフカの表情がこわばったかと思うと、彼の体は思い切り吹き飛んだ。ウォーリアがケフカの顔を殴ったのだ。スコールに気をとられていた隙に攻撃する、見事な戦法であった。
「こ、ころせぇ!ころせぇ!」
ケフカは、頭から壁に激突したが、そんなことはお構い無しに暗闇の雲に向かってわめていた。
「承知した。潜地式波動砲!」
暗闇の雲の体が、地面に吸い込まれるように消える。
「しまっ・・・!」
ウォーリアが慌ててスコールの方に向かうが、時既に遅し、暗闇の雲はすでに彼の目前にいた。
「むむ~!む~!」
必死に縄を解こうとするスコールだが、無駄な足掻きだった。
「味わえ!」
途端起こる爆発。もうもうとわき上がる煙。その煙が晴れると、すでにカオスサイドの戦士達の姿は無かった。全員逃げ出したのだ。しかし、気にしているのはそんな事ではない。
「スコール!」
先ほどの爆発で、縄は切れてしまったようで、スコールは地面に倒れていた。
急いで駆け寄って、瞳を覗こうとするが、その目は硬く閉じられており、もう一度開く気配などありそうに無い。
「・・・・・・・・・まだ眠っているのか、君は」
抱きかかえて言ってみたものの、虚しさが広がるだけだった。鼻先が熱くなり、徐々に視界が歪み始める。
「・・・・・・・私のお願いだ、早く起きてくれ・・・」
スコールの体をきつく抱きしめる。夜の交わりでさえ、そんな事はしなかったというのに。彼の横顔は、傷だらけで、ぼろ雑巾のようで、とても綺麗だとウォーリアは思った。
「・・・・・・すまない。君を守れなくて・・・」
ぽろり、一滴の涙がウォーリアの頬を伝う。そして、
ぽろぽろぽろぽろぽろ・・・
今までに無いくらいに沢山の涙が零れ落ちた。次第に、その一つ一つがスコールの顔をぬらし始める。
「ぐすっ・・・すまない、すまない、すまない・・・」
彼の声は、塔中に響いた。後悔の念が混じった吐息がこぼれたその時、彼の膝の上から声がした。
「珍しいな、あんたが泣くなんて」
驚いてそちらを見ると、弱弱しく微笑むスコールの顔がそこにあった。
「可愛いな、あんたの泣き顔」
「ス・・・コ・・・ル・・・うわぁぁぁぁん!」
「お、おい?」
ウォーリアは、ぎゅっと彼を抱きしめた。もう離さないように、離れないように。
エピローグ
「さてと、バッツ・クラウザーさん、例のものを」
「本当に、スコールとウォルの仲を結んでくれたんだよな」
「僕チンは嘘をつかないよ?このたんこぶを見なさい!」
「・・・分かった。これで俺もスコールを諦められる・・・」
「じゃぁ、約束の物を・・・」
「ああ、これが俺の持ってるポーションとエリクサーだ」
「むっふっふ。まいどあり~!」
暫らくした後・・・
「何故こんな依頼を引き受けたのだ、ケフカよ?」
「僕チンが彼を陥れるためにどれだけ苦労したか。え?何?」
「何故こんなことをしたんだと聞いたんだ」
「ふぅん、じゃ聞くよ。この闘いで、最も必要不可欠なものって何だ?」
「それは、回復薬・・・そうか!回復薬を奪って相手の回復手段を断つのが目的か!」
「そう、その通り。その為に彼を僕チンの巧みな話術でポーションを渡すように陥れたのさ。さて、このままバッツを帰していいものか?」
「・・・ファファファ!お主も悪よの。よかろう、わしがいってこよう」
数分後
「ホント、油断大敵ですよ、戦争はね・・・。お~っほっほっほっほ!・・・ジェクトさ~ん、今日のご飯何~?え?ピザ?ハンバーガーがいい~」
「だまれぇ!」
終
Re:小説らしきものを作って見た
はじめましてさざんかさま!
まさか小説を頂けるとは思ってなかったのでとても驚いてます。自分の好きなように描(書)き散らかしてるだけなので、それで楽しんで頂けてるのなら嬉しいです!
しかも小説はウォルスコ…いやウォルスコウォル?どちらにしても非常に美味しいのですが!
ウォルさんの強さに驚いたりぼろぼろのスコールに不安になったりしましたが、助かってくれて安心しました。愛は偉大ですね…!
ついついカオス側をギャグキャラにしてしまうので、こんなラスボスの面目躍如な彼らが怖いと同時になんだか新鮮です…こんな敵じゃおちおちいちゃついてもいられませんね(;´∀`)
ほんと油断は禁物ですね!うちのばかっぷるにも言い聞かせなくては。
お礼だなんて、自分にはむしろ過ぎるほどです!素敵な小説ありがとうございましたー!
まさか小説を頂けるとは思ってなかったのでとても驚いてます。自分の好きなように描(書)き散らかしてるだけなので、それで楽しんで頂けてるのなら嬉しいです!
しかも小説はウォルスコ…いやウォルスコウォル?どちらにしても非常に美味しいのですが!
ウォルさんの強さに驚いたりぼろぼろのスコールに不安になったりしましたが、助かってくれて安心しました。愛は偉大ですね…!
ついついカオス側をギャグキャラにしてしまうので、こんなラスボスの面目躍如な彼らが怖いと同時になんだか新鮮です…こんな敵じゃおちおちいちゃついてもいられませんね(;´∀`)
ほんと油断は禁物ですね!うちのばかっぷるにも言い聞かせなくては。
お礼だなんて、自分にはむしろ過ぎるほどです!素敵な小説ありがとうございましたー!
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