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DFF中心の女性向け・腐注意ブログ
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正しくはばかっぷると20歳児と17歳
ただの思いつきー


イベント進捗→ぼちぼち描いてますがなんつか間に合えばいいな!なレベル うひ

予定外だったんですがうまくいけばSSS集みたいなのも出せるかもです とはいってもここにうpってるものと大して変わらんのですが
つまりばかっぽーなんですが でもぼちぼち打った感じ微妙に18というか1←8な感じがしないでもない
そんな短編を予定では5本、A5コピーに詰め込もうかと たぶん本文30P弱かな…

もともとSSSはどっかに混ぜようかなとは思ってたんすが、ちょっと打ってみたら無配にするにはページが多すぎて独立させるにはいまいち足りなくてって感じだったんす
なので水増し出来たらSSS集にして出来なかったら…まぁいっかーみたいな

のであくまで『かも』ということで 出来れば出したい…そしたら3冊だし






「「あっぷっぷっ!」」

鼻の頭を摘まんで引っ張ったり。
頬を両手で押さえて唇を尖らせたり。
とどめとばかりに白目を剥いて、ぺろりと舌を出した。

「…うぶっ、ぶはっ!」

げらげらと笑いだしたティーダに、バッツは頬から手を放してにっと笑う。

「はっは、またおれの勝ちだな!」
「あは、ふはっ、だ、だってひっでー顔…っ」
「いくらなんでも笑いすぎだって!ははっ」

笑い疲れたのか腹を押さえてひいひい言い始めるティーダ。
すると逆にバッツがティーダを指して笑い始める。
そこで丁度通りかかったスコールが呆れたように声をかけた。

「…あんたら何やってるんだ」
「お、スコールもやるか?にらめっこ!」
「やべーっスよバッツの変顔!」
「にらめっこ…って…」

スコールは思わずバッツの歳を思い出そうとして、止めた。
というのも、バッツが背後にまわってきたから。

「ほらスコール、にーらめっこしーましょ!」
「んなっ!?」

逃げようと暴れようにも怪力バッツに捕まって動けない。
ティーダは手をわきわきとさせて近付いてくる。

「笑ったーらまーけよー」
「この、放っ…!」
「あっぷっぷー!」

バッツにはむにぃぃと目の下を引っ張られ、ティーダには口の端を引っ張られた。
“にらめっこ"だなんてよく言ったもので、変顔させるのが目的としか思えない二人の連携。
それを悟ったスコールが憤りに眉を顰めるが、それがまた余計にひどい顔にしてしまう。

「うはっすげー顔!」
「おれにもちゃんと見せろーっ」
「ひゃえ、ほお、ほあえら!(やめ、この、おまえら)」

ほがほがした喋りに余計笑いが止まらないバッツとティーダ(させたのはこの二人だが)。
いい加減堪忍袋の緒が切れるかというところで、ふと視線を上げたスコールの目に映ったもの。

「お、ウォル!」

やはり通りがかったところか、唖然とした表情でスコールを凝視しているではないか。

「…~っ!!?」
「見て見てスコールの変がおぐふっ!!」
「うげふっ!!」

げしっとティーダを蹴り飛ばして口解放、更にバッツに肘鉄で目解放。
ぜいぜい息を吐きつつ、俯くスコールの顔が真っ赤に染まっていく。

「あ、う、こい、こいつらが、こいつらの、せいっ…!」

(見られた、ウォルに見られた…!くそ、恥ずかしすぎて涙出てきた!どっかに穴ないのか、ウォルを投げ入れて見なかったことにさせたりなんか…っ)

そんなちょっと恐ろしいこと考えたりしてみたところで、スコールの頭にぽんと置かれた手。
驚いて顔を上げた先には、くすくす笑い続けるウォルの姿。

「…あ?」
「ふ、いや、正直驚いた」
「う…わ、笑うな…っ」
「すまない(くすくす)」
「笑うなって、ウォ…っ!!」

宥めるのと謝罪を込めてか、潤んだ目許にキスされて思わず言葉が止まる。
が、未だ笑んでいるウォルを見ると、スコールの眉根はまた寄っていく。

「本当に、君は可愛いな」
「なんでそうなるんだよ!おい!」



「ふえーあのウォルがあそこまで笑うの初めて見たぜ」
「変顔に弱いのか?でも前オレがやった時は全然笑ってくれなかったのになぁ」
「そりゃあティーダがやってもなー」
「むう。あ、もしかしてスコールだからこそってヤツっスかね?」
「だろーなぁ」

その後スコールにヒールクラッシュをもって報復されることを、この時の二人は知らなかった。









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20歳児は一体なにをしてるのか…


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