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DFF中心の女性向け・腐注意ブログ
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絶賛修羅場中ですふひひ>イベント

SSSは思い付きーまたスコールがおねむしてます どんだけ眠いんだ
2→18で28ぽさはあるけど21が無くなりました…








スコールの枕が使えなくなりました。

「なんで?」
「…昨日バッツとジタンがうるさくて…」

うるさい、と枕を投げつけたところ、置いてあった武器に引っかかって破れてしまったのだとか。
そのせいでテントの中は飛び出た綿が舞ったり、代わりを探したものの結局ジャケットを枕代わりにするはめになったりで、なかなか散々だったらしい。

「今枕は持ってるのか?」
「もう捨てた…」

ふあ、と小さく欠伸をするスコール。とろんとした目つきからして、睡魔はすぐそこまでやってきているようだ。実際、こちらは見張りに出向き、そして見張りでないスコールはもう眠りに就くつもりだったのだし。
うとうとするスコールが何だか可愛らしくて、心配しているだけのはずなのについそわそわしてしまう。

「どうした?」
「!」

跳ねそうになる肩を抑えながら、上がったテントの幕の方を見遣れば、入ってきたのは勇者だった。鎧は外していて、就寝の準備も終わっていることが分かる。
不思議そうに見遣ってくる勇者にスコールの枕がないことを伝えれば、勇者はそうかと頷いて自らの就寝場所
に腰を下ろした。

「ま、枕ないと痛いよな…俺の枕使うか?」
「……」

見張りに出るから使わないし、と提案するも、船をこぎ出したスコールにはほとんど聞こえていないようだ。
この状態では使わせても気付かずに眠ってしまうだろう。今朝のスコールは軽い頭痛を覚えていたようだし、明日も同じ思いはさせたくない。
枕を取り出そうと荷物を開けたところで、勇者から制止がかかって手を止めた。

「ウォル?」
「大丈夫だ。…スコール、おいで」
「ん…」

手招きされ、目を擦りながらスコールがゆっくりと勇者のもとへ向かう。瞼はほとんど落ちてしまっていて、移動も重い体を無理矢理動かしているようだが、それでもちゃんと傍に辿り着いたスコールの頭を勇者が軽く撫でてやると、その頭がこてんと勇者の肩口へ傾く。
ぽかんと間抜けにも口を開けながら見守っている先で、すっかり眠りに落ちてしまったらしいスコールを緩く抱いた勇者がふとこちらを向いた。

「では、二時間後に交替しよう」

一瞬分からなかったものの、それが見張りのことを指していると気付いて、慌てて頷けば勇者は小さく笑ってみせた。
シーツを引き寄せて、勇者が眠るスコールと一緒にそっと横たわるのを気恥ずかしさで最後まで見送れないままテントを出れば、夜風が熱くなった頬を撫でていく。

―――確かに腕も枕になるよな、うん。

テントへ向かいそうになる気を無理矢理外へ逸らしながら、頬が冷えるのを待つばかりだった。









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うでまくら。
なんか最近のスコール寝てばっかりですね あるぇ?


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