DFF中心の女性向け・腐注意ブログ
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スコールの大学受験の試験前夜的な
そう言いながら実際はベッドの中でいちゃついてるだけだg
・パロなのでウォルさんの呼び名はライト
・ナチュラルに同棲
・スコールは学年でも相当学力高い方
附属扱いで大学は行けるけど、受験して結果良い順に希望の学部に入れる、みたいな そんな感じ?
受験といえば昨日でセンター試験終了でしたね 自分の妹は色んな意味で\(^O^)/してましたが
でもこれからが本番ですしね ガンガレ受験生!
あ、あとアーカイブズでLODが配信されてました 狂喜しながらダウソしましたとも やばいすごく嬉しい
そう言いながら実際はベッドの中でいちゃついてるだけだg
・パロなのでウォルさんの呼び名はライト
・ナチュラルに同棲
・スコールは学年でも相当学力高い方
附属扱いで大学は行けるけど、受験して結果良い順に希望の学部に入れる、みたいな そんな感じ?
受験といえば昨日でセンター試験終了でしたね 自分の妹は色んな意味で\(^O^)/してましたが
でもこれからが本番ですしね ガンガレ受験生!
あ、あとアーカイブズでLODが配信されてました 狂喜しながらダウソしましたとも やばいすごく嬉しい
陽の光も無い暗く寒々しい室内で、スコールは目覚めた。
体は起こさないまま、今が深夜なのか早朝なのか確かめるために時計があった方へ目を向けるが、この闇では文字盤は見えるはずもなく。近付いて目を凝らせば見えるかもしれないが、この寒い中でベッドから出る気にはなれなかった。
なにより、隣で眠る彼を起こしてしまいそうで。
目が冴えてしまったのもあるが、時間が分からないことには、迂闊に二度寝も出来まい。かといって、もし今が朝も遠い深夜ならば、夜が明けるまで起き続ける羽目になり、試験に支障をきたすかもしれない。
厄介な時に目覚めたものだ、とスコールは内心溜め息を吐きつつ、ベッドの中で身じろいでほんの少し彼の方へと体を寄せる。すると、自分のものとは違う、シーツの上に流れていた髪が首筋に触れて、くすぐったさに肩が震えた。
「―――もう、起きたのか」
不意にかかった声に、スコールが僅かに瞠目しながら振り向けば、ライトが目を開けてこちらへ向いていた。その顔が、目を開けているのだと分かるほど近くにあることを気恥ずかしく思い、スコールが無意識に身を離そうとするも、肩に置かれた大きな手に阻止される。
その温かさに抵抗を忘れている内に、軽く上体を起こしたライトが肩を撫でた手で、スコールでは届かない位置にある時計を取った。
「…今、何時なんだ?」
普段ならその腕の長さに対して得てしまう悔しさもぼんやりとしたまま問えば、少しの間を開けて答えが返ってきた。
「三時前だ」
「深夜か…」
僅かに浮かせていた頭を枕に落としながら、スコールは小さく呟いた。起床予定は朝の六時、まだ三時間もある。目は冴えたままだが、起きるには早すぎるだろう。
ベッドに潜っている内に、すんなり二度寝出来ればいいのだが。時計を元の位置に戻したライトが毛布を被るのを眺めながら、スコールは再び内心で溜め息を吐く。あと半日もすれば試験だというのに、どうして睡魔が来てくれないのか。
「…起こして悪かったな。もう、寝るから」
気にしないでくれ、と言おうとして。闇の向こうからライトが腕を伸ばしてきては、近しくなっていた距離を更に詰められて、スコールは言葉を飲み込んだ。緩く抱き込まれた温かい腕の中、後頭部に大きな手が触れる。
それがぽんぽんと頭を軽く叩いてくるのに、まるで子供扱いだとスコールは上目にライトを睨み上げた。
「なに…」
「君でも、不安を覚えるのだな」
「え?」
睨むのを忘れて瞬く先で、うすぼんやりとだけ見えるライトの口元は、僅かに苦笑の形を取っていた。
不安だって? 一体何に不安を覚えるというんだ。
称された感情が納得出来なくて、スコールはつい眉根を寄せてしまったが、その反応は予想済みだったのか、ライトの苦笑が少しだけ深まった。
「こんな時間に目が覚めたというのは、そういうことだろう?」
「…別に、偶然だ。大体、勉強のことで不安に思うことなんて無い」
勉学を怠ってきた訳じゃない。そう自負出来るほどには課題なども真面目に取り組んだし、学校での成績も悪くない。むしろ、友人たちに言わせれば“頭おかしいくらい良い”らしいのだ。だから、いくら大学受験といえども全力であたれば問題ないはずで、それで十分だとライトも言っていた。
今だって、「そうだな」と同意してくれているのに。ライトがそう言ったのだから、不安になることなど何もないと、ちゃんと分かっているのに。
ムキになっているのにも近い気持ちで、スコールは顔を不服そうに顰めたまま、手元にあったライトの髪を八つ当たりのように軽く引っ張る。すると頭を叩いていた手は止まり、今度はゆっくりと撫で始めた。
「…君が鈍いことも、口に出してくれないことも承知しているのだが」
「なんだよ、それ…」
呆れ混じりの呟きを最後にライトからの返答がないまま、その吐息に髪を揺らされ撫でられている内に、髪を引っ張る力が弱まっていく。瞼が重くなった気がして、スコールは数回瞬きを繰り返したが、そんな努力も空しく、瞼の重さが気のせいでなくなっていく。
あれほど冴えていた視界がぼやけはじめて、それを不思議に思ったり悔しく思うよりも先に、一度だけ額に触れてきた唇に眉根が解けた。いつもなら羞恥の熱に浮かされてしまう行為なのに、スコール自身でも驚くほど落ちついて受け止めていた。
「君なら大丈夫。私は、そう信じているよ」
そのライトの言葉を耳に入れた途端に悟った、目覚めてしまった理由に反発したくとも、胸に灯った熱と睡魔に抵抗を奪われていく。
知らず強張っていた肩から力が抜けていくのを、スコールが自覚したのは、完全に瞼を閉じてしまう直前のことだった。
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どうしても緊張するよねって話
あと、スコールは深いところで自分に自信持てない子だと思ってるってのもある
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