＠短い

ウォルスコ増えろ！見たい読みたああいいいい

「だーれだ？」

真っ暗になるジタンの視界
慌てず騒がず、少し意外そうに笑って

「なんだよいきなり。セシルだろー？」
「はずれー」
「え！？」

まさか、でもあの声は確かに…
不思議そうなジタンの、明るくなった視界の先にはおかしそうに笑うバッツ

「ちょ、ものまねとかずるっ！」
「なぁに作戦作戦！ひっかかるジタンが悪いんだぜー？」
「にゃろー！」

そんなじゃれあいを眺めていたスコール

「……」

少し考えて、その場を離れて
向かうはある人のもと



そーっとそーっと、気配を消して抜き足差し足
目標、ウォーリア・オブ・ライト

「…（た、試してみたいわけじゃない、そこまで子供じゃない！そ、それに間違えるはずがないのは分かってるし！ちょっと声音変えてみたって間違えないだろ…間違えない、よな？）」

どうしようどうしようとしばらくぐるぐる考えて、考え過ぎて、気付けば視界は闇の中
え、と思わず固まれば、耳元で囁く声

「“だーれだ”」
「っ！？う、ウォル…っ？」

そっと開かれた視界、振り向けばくすくすと微笑う姿
バッツのものまねじゃなかったことに安堵すれば、顔が一気に熱くなった









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ウォルさんもバッツとジタンのを見てた模様
考え過ぎて背後をとられたことに気付かなかったスコール
…傭兵としてどうなの、というツッコミはなしの方向で…