DFF中心の女性向け・腐注意ブログ
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よくあるいいえケフィアですネタ
ティーダとバッツが不憫なので注意です
ティーダとバッツが不憫なので注意です
(喉渇いたな…)
そう思いながら荷物を探してみるものの、水が見付からない。以前に偶々通った酒場で拝借したアルコールの類は残っていたが、それらを飲む訳にもいくまい。そもそもスコールは未成年である。
「…これでいいか」
その時に一緒に見付けた牛乳をカップに注いで飲む。少々温いのが気になるが、飲む分には問題ない。
これを飲んだら水を汲みにいくか、と思いつつ牛乳を喉に流していると。
「すこぉーるっ!」
「構えー!」
どぐぉ×2
ぶはっ
「なーにしてんだ?…って、あれ?」
突然背後から襲ってきた二人分の衝撃に、思わず含んでいた牛乳を噴射してしまう。
衝撃の主…ティーダとバッツが覗き込めば、スコールは口元に零れた牛乳もロクに拭えずに盛大に噎せていた。
「うお!?」
「ちょ、ごめっ!大丈夫っスか!?」
気管支にでも入り込んだか、だらだらと口元から牛乳を零して噎せながら蹲ったスコールに、さしもの二人も慌て始める。
どうしたものか分からないまま、とにかく背中をさすってやる内に、咳は収まっていった。
「げほ…このっ…はぁっ…馬鹿がっ…」
少し余裕が出たのか、ぎり、とスコールに睨みつけられて、二人は慌てて目を逸らした。
と、いうのも。
(うう、悪いとは思ってるって…思ってるけど…!)
(スコール…えろいっス…)
頬は紅潮し口元からは白い液体(もちろんただの牛乳なのだが)を滴らせ、涙目のおまけつきなのだから。男とはいえ中性的な容貌を前にしては、健常な青少年として正直な感想だと己に弁解したくもなる。
は、は、と忙しなく呼吸を繰り返してはいるが、ようやく落ち着き始めたスコールに、二人がもう一度謝ろうとした、その時。
「スコール、さっきはごめ…」
「二人とも、そんなところで蹲ってどうした?」
「「!!」」
背後からかけられた声に、びくぅっとバッツとティーダは肩を跳ね上げた。その声は、今来られては最高にマズイ人物のそれではなかったか?
ぎぎぎ、と音が鳴りそうな様子で振り向けば、立っていたのは危惧した通りの人物、ウォーリア・オブ・ライト。その表情は、珍しく瞠目したまま固まっていた。
「は…ウォル?」
スコールが振り返ったところで、二人の頭に警鐘が鳴り響く。
ああ、いっそ石化したい。なぜこの世界にはア○トロンがないのだろう。いっそブレイクしてエスナ待ちでもいいかもしれない。
「そ、その、これはっ」
「違うんス、事故っていうか…!」
「わざとじゃないんだ、ちょっとふざけたらこうなっただけで…っ」
先程より数倍の慌てっぷりで二人が弁明を開始するが、いつの間にか無表情になっていたウォルには果たして通じているのやら。
右手に剣、左手に盾を出現させたウォルは、いっそ綺麗に微笑んで言った。
「とりあえず、そこに直れ」
―――結局、スコールの必死の証言により、二人はEXバーストからの危機を逃れ。
そして“あれは間違いなくライトではなくダークネスだった”と後に二人は語った。
おまけ
「…ということで、だから何でもないんだ」
「……」
(お、オレ生きてるっス…!)
(…触らぬ牛乳飲んでる時のスコールに祟りナシ、だな)
「大体、なんであんなに怒るんだ?あいつらがふざけるのはいつものことだろ」
(やっぱり、全然分かってないっスね…)
(というか地味に酷いぜスコール…確かにいつものことだけど)
「…スコール」
「?」
「その話、また夜に聞かせてくれるか」
「夜?構わないが…(なぜ?)」
(……)
(……)
((…スコール超逃げてェェェ!!))
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ウォーリア・オブ・ダークネスさん降臨
因みに自分は牛乳大嫌いです アレルギーとかではなく単に苦手(´・ω・`)
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