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DFF中心の女性向け・腐注意ブログ
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ほんとにただの思い付きーついでにパワポ作り飽きたー









質か量か、と問われれば、どちらもと答えられるものなら答えたい。“どちらでもいい”のではなく“どちらも欲しい”のであって、そう願ってしまうからこそ、自分から彼へ与える時もそうありたいと思う。
とはいえ、質も量も兼ねるというのは何においても非常に難しいものであり、対象が抽象の象徴でもある“愛”とくれば、問題は一層難化の一途を辿ってしまうのも事実である。
どうしよう、と迷う。
恥ずかしいことに想いばかりは溢れているが、さて、口下手な上に社交的とはお世辞にも言えない自分のこと、それをどう表現すればいいのかが、分からないのだ。
言う、見つめる、触れる、果たしてそれで伝わっているのか、足りているのか。
そうして迷いすぎた挙句に結局何も言えていないのだから、始末に負えない。誤解されては遅いというのに、我ながら面倒な性格である。
じぃ、と相変わらず重装備の背中を見つめる。この視線だけですべて伝われば楽だろうに、と思う反面、それだけで伝わってしまうなら、“愛”とはきっともっと寂しいものでここまで崇高とされるものでもなかっただろう。大体、いくら彼が人間離れしていようと背中に目はないのだから、せいぜい視線を感じるくらいでしかないだろうに。

…振り向いた。

「どうした?」

スコール、と名前を呼ばれて、薄氷の色と真向かって、ほら、もう緊張している。
どうしたもなにも、また頭の中で独り言を繰り返しながらあんたを見つめてた、それだけのこと。たったそれだけのことが、どうして言えないのだろう。頭の中、真っ白。

「すき」

何か言おうとして、ただ慌てた訳でもなかったのに、するりと口から飛び出たのはそんな言葉。
あれ、今、何を言った?一瞬を理解出来なかったのは、自分も彼も同じだったようで、ほんの少しでも丸くなった目が珍しい。
その一瞬さえ過ぎれば後悔と羞恥に襲われるのも早く、今度こそ慌てて何か言おうとして、そして。

「私もだ」

嬉しそうに微笑んでくれた、そのやわらかな表情に、質だの量だのと迷っていた思考は綺麗に飛んで、また何も言えなくなった。









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既にデキてますゆえ告白話ではないです



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