DFF中心の女性向け・腐注意ブログ
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なんか5←8←9っぽく見えるけど5(←)8要素はないです
バッツさんに嫉妬なジタンさん
▽
FF2クリアした!ブラッドソード使ったらほんとに残念なことになって噴いた あれもしかして割合ダメとかなのか?
ウボァーきた!これでかつる!
というかまた負けるとはーのところ、“おまえたち”じゃなくて“おまえ”なんですね フリオと一騎打ちしたわけでもないのに
皇フリとしては萌えだけど!あ、フリオ攻め寄りとか言ってるけど皇フリは十分アリだと思ってまsry
ポイントチャージしてFF7買うぞー
バッツさんに嫉妬なジタンさん
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皇フリとしては萌えだけど!あ、フリオ攻め寄りとか言ってるけど皇フリは十分アリだと思ってまsry
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その道筋があまりにまっすぐであるのが、いっそ悔しいのだ。
「バッツ、無事かなぁ」
「さあな」
あいつは殺しても死ななそうだがな、というスコールに思わず噴き出す。同時に、いつの間にか彼にとってのバッツが、そんな軽口を吐けるような存在になっていたことに驚く。
驚いたといっても、分かってはいたのだ。出来ることなら認めずにいたかった、ただそれだけで。
アルティミシア城に乗り込んで、ガーランドとアルティミシアを退け、スコールはクリスタルを手に入れた。そして、スコールが預かっていたお守りはバッツへの道筋を示した。―――スコールのクリスタルと共に。
お守りとクリスタルが放つ光は、世界が変わっても途切れることなく続いていて、満月が見下ろす渓谷を通っても、光は背の高い岩に遮られない。だから、自分たちはバッツ探しの道のりを迷うことはなかった。それは非常に頼もしく、そして自分にとっては歯痒くもある。
「まぁなんだかんだで飄々としてそうだけど」
「…そうだな」
「やっぱ心配?」
そう問いかければ、彼は少々目を丸くして見下ろしてきた。冷徹にすら見える表情がいつもより幼く、年相応に見えたことにこちらが戸惑ってしまいそうになる。思えば、彼だって自分の一つ上でしかないのだった。自分や同い年であるティーダ、そして下手すれば年上であるバッツよりも大人びて見えるせいで、つい忘れがちであるが。
「…当然、なんだろう?俺を仲間だと言ったのは、あんたたちだ」
「はは、そうだったな!」
離れていても繋がっているのだと、証明したのはスコール自身なのに、まるで自分たちのせいのような物言いがくすぐったくて、寂しい。自分たちは仲間だと言ったところで、認めるのもスコール自身であって、そのきっかけはきっとバッツのお守りだったと思うのだ。まだ彼が壁を作っていた時、バッツは何でもないかのように壁を乗り越え、彼との繋がりを作ってしまっていた。
気付いた時には、もう遅くて。
遅れた結果がこの光なのだと思うと、せっかくの笑顔も淀んでしまいそうで、恐ろしかった。持ち前の演技力に、感謝の念すら浮かぶ。
「んじゃ、見付けたらもう心配かけるなって怒ってやらなきゃな」
「ああ」
怒ってもらえるあいつが羨ましいよ、とは言えずに心内へしまい込む。
思い返せばあの時、アルティミシアとガーランドに囲まれて尚、凛と立っていたスコールに見惚れていたのだ。本当はもっと早く登場するはずだったのに、自分たちのために二人を相手にすることも厭わないと、はっきり言った彼が綺麗で。すぐに次のタイミングで飛び出すことが出来た自分を、褒めてやりたいほどだった。
誰とも繋がらなければさびしくない、そんな弱さを内包しながら、それを認めた彼は強くて、美しかったのだ。何より、自分たちを認めてくれたのがひどく嬉しかった。だから、傍にいてその弱さを盗み奪ってしまいたい、それが仲間の、自分の特権なのだと舞い上がって。それより先に吹いたのは、一陣の風だった。
「…ジタン?」
唐突に呼ばれた名前に我に返れば、怪訝な顔をしたスコールに覗きこまれていた。思考に沈むだなんて、演技者として失格だ。
取り繕うように首を傾げて、何と問いかければ、スコールはやや逡巡しながらも口を開いた。
「なんか…変な顔してたぞ」
「え?オレが?」
「あんた以外に誰がいるんだ」
スコールは眉間に皺を寄せると、足を止めた。それに倣って立ち止まると、彼の持つクリスタルとお守りから放たれる光がやや弱まった。
その光を放つのは、お守りだけでよかったはずなのに。そんな暗い考えを打ち消すように、努めて明るい表情で振り返るも、スコールは訝しさを消さない。
「どうしたんだよ、進もうぜ?」
「……」
「さっさと行かないと、バッツが待ちくたびれちゃうぜ」
「…ジタン」
再び歩き出そうとして、呼ぶ声に振り返れば、スコールはまっすぐこちらを見つめていた。まるでこの光みたいだな、と思ったところで、彼がふと目を細めたのに、どきりとする。
「あんたも、あんまり心配かけさせないでくれ」
え、と瞠目する隣を、スコールがさっさとすり抜けていく。どういう意味なのかを考えるより先に慌てて追いかけて、垣間見た表情に怪訝さはなく、あったのはいつもの無表情だった。
彼の持つ光は、変わらずコンパスのようにまっすぐにひとつの道を示している。その先はバッツがいると知っている、しかし、もし、可能性が残っていたとしたら。
「ま、待てよスコール!」
誰かを助けるのに理由は無い、とは座右の銘であるが。あんたを助けるのには理由がある、と言えてしまえたなら、その無表情を崩すことは出来ただろうか。
その光を盗んで、自分だけのものにしてしまいたいと、思っているのだと。それが理由だと言ったなら、彼のクリスタルは自分へと導いてくれるだろうか。
自由の風が近く、吹いていても。
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5+8とか5+9に比べて8+9がなんか薄いなと思ってしまう 本編の話
というか5+8がすごいんだけど
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