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DFF中心の女性向け・腐注意ブログ
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追記にウォルスコさんです
自分も眠れない…ってほどではないけど
それにしてもなんだかおやすみなさい系のネタが多い気がする マンネリになってなきゃいいんだが
前回のSSSも寝オチだったしね!自分ネタの引き出し足りなさすぎだろjk…


激突ミッション、かなり稼げました!あと2000くらい?残りはキャラのレベル上げがてらやって、残ったらまたオニオンにお世話になろうと思います
んでオニオン、バッツ、ジタンがLv100突破しました 残りは4・10・11とカオス軍か…コスモスはいいとしてカオス側がちと大変かもなぁ
というかオニオンの回数稼ぎはリジェネ回復量も兼ねてたんですね…なにこれすごい

アイテムショップで一度購入済みのやつはチェックついたりとかしたらアイテム系ミッションも分かりやすいのになぁと思った 素材にしたアイテムとかだと一度げとーしたのかどうかが分かりにくい…トレード先のをいちいち見るのもめんどくさいし…ってさすがにめんどくさがりすぎだろうか(´・ω・)









そっと部屋を出て、窓辺に立つ人影にスコールは目を見開いた。

「あんた、起きてたのか」

小さな呼びかけに、その人は驚いた様子もなく振り向いた。
ウォーリア・オブ・ライト、秩序の戦士たちのリーダーを務める彼は、むやみやたらと夜更かしすることはなく、そして過度なそれは許さなかったはずだ。以前見張りでもないバッツやティーダあたりが遅くまで騒いで、彼に説教された時のことは、当事者たちやスコールのみならず、おそらく全員がはっきりと覚えていることだろう。

「君も、起きているとは珍しいな」
「…寝付けなかっただけだ」

休みを必要としている体を抱え、寝苦しくもない夜であったなら、普通人間は眠りに就くものだろうに。なぜだろう、なかなか眠気がやってきてくれなかったのだ。
睡眠は採れる時に採っておくべきだとは重々承知しているが、それでも眠れないものはどうしようもない。そんな諦めとともに部屋を出てきたわけだが、そうか、と僅かな苦笑を口端に乗せた勇者の表情を見るに、彼もスコールと同じだったようだ。
珍しいことでも、重なる時は重なるらしい。スコールはまるで大きな発見をしたような心地で、ここでは他の仲間を起こしてしまうかもしれない、と窓辺から離れた勇者の後を追った。
いくら大コテージといえど、広さには限界がある。ふたりは皆が眠る部屋から、出来るだけ遠い壁にもたれるように座った。スコールが少し首を反らせば、先程勇者がいた窓辺から星が覗いている様子が見える。

「何、見てたんだ?」

星々を眺めながら、スコールが呟く。ここがまだ未見の世界であったならともかく、何度と歩いた渓谷なのだから、今更取り立てて見るものがあるとは思えない。窓から入り込む光で薄まる闇を見つめていた勇者は、スコールへ視線を向けると、同じように窓へ視線を移した。

「空を」
「星か、月か?」
「いや、空だ」

意外と飽きないものでな、と言う勇者にスコールは納得したようなしていないような、曖昧な返事をして勇者へと向いた。月影、星影、夜の闇、それらを見つめる勇者の姿は浮かび上がるようで、埋もれる様子もない。
見惚れそうになる自分を叱咤するように、スコールは引き寄せた両足の膝を眺めた。
自分が彼に見惚れるように、彼も夜空に見惚れていたのだろうか。敵うはずもない自然を相手に、悔しいような寂しいような、そんな気持ちを少しだけとはいえ抱いてしまう理由は、痛いほど分かっている。
ふ、と手が闇色に染まる髪に触れた。

「…同じ世界でも、空、星は色を変え、月は形を変えている。位置も違う。これらすべてが、私には珍しいのだ」

それは記憶が無いからなのか、そう聞きたくなるのを抑えて、スコールは黙ったまま続きを促すように、面を上げて勇者を見遣る。その先には、静かな微笑があった。

「クリスタルを求めるまでの旅路ではよく眺めていたが…そういえば、最近は見ていなかった」

だから眠れない夜に、思い出したように眺めていたのだろうと納得して。なぜ、と首を傾げようとしたスコールの頬に、髪へ触れていた手のひらが添えられる。強すぎる光は外の光を受けて和らぎ、薄氷の目が不思議な色に染まるのをただ見返せば、そっと細められた。

「君がいたから」
「…俺?」
「君を見るのに必死で、空を眺めることも忘れてしまっていたよ」

一瞬の間を開けて、スコールは頬に朱を昇らせた。というのも、言葉の意味が理解出来なかった一瞬の後に、理解したらしたで、ずいぶんと恥ずかしいことを言われていたことに気付いた、否、気付かされてしまったからだ。目を見開いて唇をぱくぱくと開閉させるスコールに、元凶である勇者はくすりと珍しい笑い声を聞かせた。
それにスコールが眉を顰めても、それすら笑みを誘っているのか、弧を描いた唇が普段の引き結ばれた形に戻されることはない。

「っ…何か、取ってくる!」

機嫌を損ねたと言うよりは、羞恥に耐えきれなくなったのか。立ち上がって足早に簡易キッチンへ向かうスコールの背を見送りながら、勇者はなお微笑う。
空は何も応えない、それが虚しいはずもないが、比べる相手があの愛しい少年であれば、どちらに目を引かれるかは言うまでもないだろう。こちらの言葉、態度、それらに逐一可愛らしい反応を返してくれるものだから。現に今、闇の先に薄らと見える彼を眺めているせいで、その動きがどことなくぎこちなくなっているのを発見してしまったせいで、夜空へ視線を向ける気は起きそうにない。

「見ていて飽きない、楽しい…そう言ったら、彼を怒らせるだろうか」

そう勇者は僅かな自嘲を交えて呟くが、彼の馬鹿正直と称される気性が余計にそうさせていることに、スコールはおろか、勇者自身ですら気付いていなかった。

今夜は涼しい。スコールが持ってくる“何か”は、きっと温かい飲み物だろうから、飲んだら眠くなるだろう。そうして眠った後、夢の中で眺めるのが、夜空ではなく君であればいい。





「そろそろ皆起き出す頃だろうか」
「一旦コテージに戻ろうぜ」
「そうだな」

見張りから戻ったフリオニールとジタンが、コテージの中で見たものは。
互いの肩によりかかって眠るウォーリア・オブ・ライトとスコールだった。

「……こりゃ珍しいな」
「………」
「おーいのばらー見惚れてないで戻ってこーい」









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またウォルさんが口説いてる件
ほんと寝るネタが多すぎる 睡眠不足だろうか
まぁこんな時間に更新してるくらいだしな…単に不規則なのか


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