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ウォルって色素薄いよなーとか考えて
あと以前の熱出した8のSSSでウォルの目を薄氷色って書いたのが個人的に気に入ったのでそこからも派生

半会話文というか…相変わらずの殴り書き そして相変わらずのばかっぷるウォルスコ








勇者の膝の上、向かい合って抱き締められつつ。
くるくると銀にも白にも見える髪のひと房を弄りながら、何事かを考えているような獅子を、勇者は好きなようにさせていた。

「…わかった」

ぽつりと呟いた声に、勇者は伏せていた瞼を上げ、瞳のみをすぐ横にある獅子の貌へと向けた。
それだけで、何を、と尋ねる。

「アンタの髪、水の色なんだな」
「水?」

肩の上に溜まった髪に頬を埋めたまま、水、と獅子は繰り返した。

「水色とかあるけど。そんなのよりずっと水みたいな色してる」

それに、と続けると獅子は顔を上げ、少し下にある勇者の目を覗き込んだ。

「目は、氷だ。アンタは、光ばかりかと思ってたけど…結構水っぽいんだな」

いつものグローブを脱いだ両手で両頬を包みながら、光を反射する水面を思い出す。
きらきら、眩しいほど煌めくそれは確かに勇者に酷似しているように思える。
目を覗き込まれたままの勇者は、くすりと微笑むと獅子を再び抱き込んだ。すると、獅子の小さな頭は湖のような髪の中に沈む。

「…冷たくはないか?」
「まさか」

温か過ぎて熱いくらいだ、と獅子が微笑えば、そうかと返される。その一言に混ざった喜色に上がった水温は、髪か、自分の体か。
温度を増した獅子を腕の中に閉じ込めたまま、勇者はしばし考え込んでいたと思うと、唐突に「なるほど」と呟いた。
少し体を離されて、小首を傾げた獅子の両頬を、先程自分がされたように両手で包む。また、同様にして両目を覗き込んだ。

「私が水であるなら、君に惹かれるのも当然であったわけだ」

ほぼ告白と同義の言葉と間近で見る微笑みに、獅子が一拍遅れて頬を染める。
勇者はそんな獅子の瞼に口付けて、無言のままに問われた言葉の真意を続けた。

「君の瞳は海の色だ。特に水であれば、恋しくもあり、還りたくもある場所だからな」

その海の中へ、融けて混ざり合えますように。
水と氷の願いと、憧憬すら込めて、勇者は獅子の唇へと口付けた。









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ウォルさん水属性疑惑
スコールの髪は土の色かなーとか考えて…上手く入らなかったのでやめた あんまり土ってイメージはないし…むしろバッツっぽいので
スコの目は青灰色だけど青色が深すぎて蒼に見えるんじゃないかな、とか思った

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