DFF中心の女性向け・腐注意ブログ
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前記事の料理事情から派生
一人で奮闘するジェクトさんがかわいそうだったので秩序側に招待してあげよう!的な
なので前記事を見ていただいた方が分かりやすいとは思いますです
とりあえずSSSは追記に、あと現時点では腐要素ナシですが、ウォルスコと混沌勢×秩序勢は前提にあります
ただしジェク+ティはあくまで親子です
一人で奮闘するジェクトさんがかわいそうだったので秩序側に招待してあげよう!的な
なので前記事を見ていただいた方が分かりやすいとは思いますです
とりあえずSSSは追記に、あと現時点では腐要素ナシですが、ウォルスコと混沌勢×秩序勢は前提にあります
ただしジェク+ティはあくまで親子です
「あークソ!やってられっかァ!!」
突如キッチンから響いた怒声に、あれやこれやと我が侭という名の要望を駄々漏れにしていた混沌勢が水を打ったように静かになった。
「…どうしたのだ、ジェクト」
恐る恐る声を掛けたのは、混沌勢の良心ゴルベーザ。
思いきり振り向いたジェクトの目はつり上がり、怒りも露にゴルベーザを…というより混沌の者達を睨み付けている。
「毎日毎日シャレにならねぇ量のメシを作らされて、やれ豪華にしろやれ不味いだの…これで、どうした、だと!?」
ぐるぐると唸り声すら上げそうなジェクトの赤銅色の目は、主に金ぴかやパンツに向けられているが、向けられている当人達はいまいちピンときていないのかただ当惑の視線を向けてくるのみ。
それが、余計にジェクトの怒りを煽ったらしい。
「これから一週間、俺ァ当番を放棄させてもらう!」
ちったぁ俺様のありがたみを思いしれや!
そう叫んで、ジェクトは早速と何処かへ走り去ってしまった。
残された面々は、呆然と顔を見合わせるばかり。
「…一週間ごはん抜き?」
常に飄々としたケフカの言葉も、この時は虚しく響くばかりだった。
「…てェことがあったんだよ」
「それは…また…」
大変でしたね、と苦笑したのはセシル。
さて、その後ジェクトが向かったのは、息子ティーダのいるところ…すなわち秩序勢の元だった。
早速と秩序勢リーダーの『走れ光よ!』の強襲に迎えられたが、ティーダの父親であることを知っているフリオニールやセシルが慌てて抑えたのと、ジェクト自身がなんとか事情を説明したことで、光の戦士の剣を納めさせ、かつ幾人かの同情も得ることが出来たらしい。
「…確かに、あいつらが料理するところとか想像できないもんな」
とは、バッツ。それに頷いたのは、セシルを除く全員だった。セシルが頷かなかったのは、兄のゴルベーザも料理を心得ていたためではあるが…兄弟にのみ通じるという味覚さえなければ、立派に料理人を務めることも出来たろうに。
加えて、フリオニールとジタンがどこか申し訳なさそうなのは、宿敵や兄が敵側とはいえ仲間の父に迷惑を掛けていたことを実際に聞かされたからだった。
前者はともかく、後者はジェクトが二人の関係を知っていれば何かしらフォローを入れられたかもしれないが、これは仕方ない。
「…だからって、なんでこっちに来るんだよ」
「あァ?なら他にキッチンがあんのかよ」
「…」
ぶっすりとむくれたティーダが噛み付くもあっさりと返され、そして言葉を失う。
そんな様子を眺めるジェクトの目は、言葉に反してあくまで穏やかだった。
「とりあえずさ、ご飯食べようよ」
「そうね。ジェクトさんも、どうかな?」
オニオンの提案に頷いたティナの誘いに、ジェクトが目を見開く。
「いや、俺は後で勝手に作って…」
「…受けたらどうだ」
息子と共にいられる機会など、そうないのだから。
ティーダに聞こえないような小さな声でクラウドに告げられて、ジェクトは瞬いて照れ臭そうに頭を掻いた。
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とりあえず続く、かも!
ケータイで打つのしんどい…
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