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DFF中心の女性向け・腐注意ブログ
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6/18ということで、168の日おめでとう!!1
18+3とか、の続きにしようかとも思ったけど18が3→6に食われそうだったので止めた

しかし今までの18といっしょシリーズでは浮いた感じになった気が…なんか、いちゃいちゃ度がちと低い?かも?
でも今回はちゃんと1もいます 4とか5とか10の時はほとんど1いなかったし
なんにせよ168かわいいよ168









探索へ出発する前のこと。他の探索組は既に出発しており、スコールはペアであるウォルが戻ってくるのを待っている状態だった。
フリオニールと留守番組であるティナが、ふとスコールに寄ってきたと思えば、ためらいがちに口を開いた。

「ね、ね、あれ…だめ?」
「(…ああ、オニオンは探索組だったな)…ん」

ティナの意図を汲み取ったスコールが差し出したのは、腰のふかふか。
ティナは破顔すると、渡されたふかふかをしばしふかふかしてから腰に着けた。ぽふぽふとふかふかを叩くその様子は、なんとも嬉しそうである。

「そろそろ私たちも向かおうか…む?」

聖域周辺の見回りから戻ってきたウォルが、二人を見比べて首を傾げる。
ティナとスコール、さていつもと何が違うでしょう。そんな間違い探しの答えをすぐに悟り、ウォルはもう一度首を傾げた。
どうやら、スコールがティナにふかふかを預けたこと自体が不思議らしい。

「…今日はオニオンが探索に出ているから、その代わりなんだ」

つまり、オニオンが一緒なら頭のふかふかで事足りるのだが、いないとなるとふかふか分は一気に足りなくなる。モーグリを呼び出してふかふかさせまくる訳にもいかず、ならば取り外し可能で、無くても問題のない腰のふかふかを時々貸していた、ということ。
ティナのふかふかスキーっぷりはウォルも十分承知していたため、なるほどと納得した。

「ありがとうスコール!汚さないように気を付けるね」
「ああ」

あんたのことだからその心配はしてないが、とは脳内だけで口にして頷いたスコールが、ふと視線を感じて見遣る先には。腰の辺り…残ったふかふかを見つめるウォルの姿。

「何だ?」
「いや…」
「ウォルもふかふかしたいんじゃないかな」
「え?」

まさか、とスコールが腰のふかふかと見比べても、やはりウォルの視線はふかふかへ向かっていて。
暫く逡巡してから、腰のふかふかを取り外してウォルへ差し出してみた。しかし、ウォルの方も何か考え込んでいるようで、受け取ろうとしない。

「何だよ」
「…それは君が着けているべきだ」
「は?」

いや、そりゃあ自分のものだから自分が着けるのが当然だろうが。
ふかふかを着け直しつつ、ならあんたの視線は一体何だったんだ、とスコールが文句付けようとしたところで、ぽんとティナが手を叩いた。

「そっか、ウォルは直接触れるから借りる必要ないのね」
「……うん?」
「ああ、そういうことだ」

結局触りたいのは変わらないのか、そして直接触る気なのかあんたは!
とは言えず、妙な羞恥を覚えて頬が熱くなる。ティナは単にペアになっているから、というそれだけで思ったまでのことだろうし、余計なことを考えているのは明らかにスコールの方であるのだから、言及できるはずもない。
この話はこれで終わりとばかりにスコールは離れようとしたが、その前にティナが呼び止める。

「待って、スコール」

何かと思いつつスコールが足を止めれば、駆けてきたティナが髪へと手を伸ばしてきた。なにやらごそごそと弄られて、怪訝に思うもスコールからはティナの様子が見えない。ウォルは黙って見ているだけだし、何をされているのか見当が付かない…もとより無表情がデフォルトである堅物勇者のリアクションなど期待していないが。
仕方なくそのままの状態で待っていると、ティナが前に立って、よしと頷いた。その髪が下ろされているのが、スコールとしては非常に気になるのだが。

「いつも借りてばかりだから…ふかふかと交換、ね!」
「ふむ」

ウォルまで前にやってくると、ティナと同様に頷く。恐る恐るとスコールが後頭部に手を遣れば、柔らかい布のようなものが着いていた。
これは…もしかしなくても。

「うん、スコールかわいい!ウォルもそう思わない?」
「そうだな」
「……」

自分の髪は決して長くはないのにリボンなどよく着けられたな、と妙な感心をしつつ、スコールは溜め息を飲み込んだ。ティナはにこにこと笑っているし、ウォルも同意していたりで、リボンを突き返すことも出来なさそうだ。
もうどうにでもなれ、と諦めの心地で再び歩き始めれば、ウォルがついてくる気配と“気を付けてね”というティナの言葉が追ってくる。
とりあえず、誰にも会いませんように。スコールには、そう願う他なかった。

「スコール」
「…何だよ」
「かわいいな」
「うるさいっ」

一回叫んだのち、顔を赤くして足早に進んでいってしまったスコールには、くすりとウォルが小さく微笑ったことを知る由もなかった。





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ウォルもティナもスコールもみんなかわいいです たまらんですハァハァ


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